オリーブオイルをグレープシードオイルで代用しちゃダメな理由。

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2018年4月29日 日曜日

オリーブオイルをグレープシードオイルで代用しちゃダメな理由。

こんにちは。
子供たちのアレルギーが食事で治りました!
いまも三人育児に奮闘中の佐々木愛です。

 

 

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前回「グレープシードオイル、お勧めしません」では、
グレープシードオイルには、アレルギーの原因となるリノール酸がダントツに多い
という話をしましたが、
 
今回は、
そんなグレープシードオイルだっていうのに、
みなさんけっこうアブナイ使い方をしていますよ!
 
っていう話をしようと思います!
 
まずは、
そう、オリーブオイルの代わりに使うことです!
 
 
■オリーブオイルは素敵だけれど。
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オリーブオイル。
それはおしゃれな油の代名詞!
 
他の油と違って、とっても体にいいらしいし、
炒めるだけじゃなくて、かけたり、あえたりと、幅広い使い方ができる唯一のオイル!
 
でも、オリーブオイルって、高いんだよね。
しかも、ふんだんに使うレシピが多いから、ばかにならない。

 
それに、私、実はあの独特のクセが、ちょっと苦手で・・・。
 
そんなママさん、実は多いみたいです。
その心の隙間に飛び込んでくるのが、グレープシードオイル!
 
スーパーさんもそれを心得ているのか、
どこのお店でも、グレープシードオイルはオリーブオイルの傍らに、さりげなく配置されています!
 
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ナニこれ、グレープシードオイル? 
 
すっきり軽い風味? コレステロールゼロ!
身体にもよさそう!

 
しかも、オリーブオイルよりお安いわ!
 
今夜のパスタに、使ってみましょう!
 
そして、実際使ってみると、
ホントに癖がなくて、さらっとしていて、なんにでも使えるかんじ!
 
うーん、いっそ、オリーブオイルから乗り換えちゃおうかしら?
 
わかります、
 
オシャレで、クセがなくて、安ければ、
誰だって、普段使いにしたくなりますよね。
 
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(↑あるオリーブオイルメーカーの広告)
 
ただーし! ちょっと待って!
 
オリーブオイルと、グレープシードオイルは、成分が全く違うんですよ!
 
 
■似て非なるもの。
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(グレープシードオイルの数値 日本油脂検査協会資料より、
オリーブオイルの数値 五訂増補日本食品標準成分表脂肪酸成分表編より)
 
オリーブオイルの主成分はオレイン酸
グレープシードオイルの主成分はリノール酸!
 
オレイン酸はアレルギーには関与しにくいですが、
リノール酸体内で炎症物質に変わり、アレルギーの原因となる物質です!
 
イタリアンとかが好きなママさんが、このことを知らず、
オリーブオイルを使う感覚で、グレープシードオイルを使って料理しちゃうとどうなるか!
 
たとえば、一般的なレシピでペペロンチーノを作った場合、
(ググって最初に出てきたプロの方のレシピです)
 
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オリーブオイルは、二人分で50cc。すると、1人分25cc。
 

●オリーブオイルで作った場合、
オリーブオイルのリノール酸含有量は、100g中7gなので、
オリーブオイル25ccに含まれるリノール酸は、1.75gとなります。

 

●グレープシードオイルで代用した場合、
グレープシードオイルのリノール酸含有量は、100g中約72.1gなので、
グレープシードオイル25ccに含まれるリノール酸は、18gとなります。

 
オリーブオイルを、グレープシードオイルで代用すると、
リノール酸、10倍以上に!!
 
って話なわけです。
 
ちなみに、18gのリノール酸というと、
日本脂質栄養学会が推奨する、一日の理想的なリノール酸摂取量の、三日分になります。
 
それでなくても、ほかの料理や加工品からも、リノール酸を過剰摂取気味なわたしたち。
 
そのうえ、このペペロンチーノみたいなものを毎日のように食べていれば、身体は確実に炎症体質に向かっていくでしょう。
いつアレルギーを発症してもおかしくありません。
 
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ってことで、
グレープシードオイルを、オリーブオイルの代用にすることは、とても危険。
1人分に50cc使ってもいいのは、やっぱりオリーブオイルだからなんですね。
 
じゃあ、どうすればいいの?
オリーブオイルは、クセが気になるし、何より高いんだもん!

 
それはですね、
 
オリーブオイルのクセが苦手なら、使うのをやめればいいんです。
オリーブオイルが高くてたっぷり使いにくいなら、使う回数を減らせばいいんです。
 
「Aは~だから、Bで代用すればいいんだ!」
食べ物に関して、この考え方は、とっても危険。

 
とくに普段使いのものを変えるときには、慎重になってなりすぎることはありません。
 
 
しかし、グレープシードオイルが使われているのは、
オリーブオイルの代用として・・・だけではないんです!
 
なんの代用としてだか、わかりますか?
 
 
●次回へ続く 




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